Tamawo Solo Exhibition : TOO MUCH OF EVERYTHING

 

Tamawo Solo Exhibition

TOO MUCH OF EVERYTHING

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

ロウブロウなテイストでコミカルな作品を展開するTamawo個展。イラストに留まらず、SATANIC CARNIVAL(幕張メッセで開催されるラウド系音楽フェス)での壁画ライブペイントや、オリジナルアパレルブランドHands Upを立ち上げるなど、幅広いフィールドで活動中。本展では、大量の作品の一つ一つに描かれる、シュールで奇妙なキャラクターに込められたストーリーを是非お楽しみ下さい。

 

 

会期:20251023日(木)-28日(火)

 

営業時間 12:001900

初日  (23日) 17時オープン

最終日(28日) 17時まで

 

半袖 個展 「tweeter」と同時開催となります。併せてお楽しみ下さい。

http://the-blank-gallery.com/blog/?p=6452

 

作家ステートメント/プロフィール

高校卒業後、いきなりアメリカに留学。

卒業後、やりたいことがまとまらず大学には進まず帰国。

その後もイギリスやアメリカをぷらぷらし(絵は暇さえあればずっと描いていた)

2022年くらいから本格的にアーティストとしての活動を始める。

小さい頃からぷらぷらしている期間でも、紙があれば落書きをし続け、

その延長で現在もなお気の抜けた落書きのような絵を描き続けている。

どこかやる気のない脱力感のあるキャラクターを可愛くポップに、たまにグロテスクに描きます。

キャラクター一つ一つに宿るストーリーとともに楽しんでいただけると嬉しいです。

友人とオリジナルブランド”Hands upも立ち上げ、

アーティストならではの個性を活かしたアパレルにも力を入れています。

 

 

Tamawo

https://www.instagram.com/tamawo___112/

Tik Tok (@hands_up112)

・オンラインショップ https://tamawo112.thebase.in/

 

Hands Up

https://www.instagram.com/hands_up0112/

・オンラインショップ https://handsup112.official.ec/

 

 

・経歴

2023.8 POP UP at THE CORNER

2024.2 POP UP at Shibuya PARCO

2024.4 Group Exhibition at SUP STAND in Fukuoka

2024.6 Group Exhibition at ALL AGES in Shibuya

2024.6 POP UP at The Little Monster Coffee inChiba

2024.8 POP UP at HUG COFFEE in Shizuoka

2024.12 POP UP at Yoshioka Shoten in Shinjuku

2025.1 Solo Exhibition at ALL AGES in Shibuya

2025.4 POP UP at Palcibo in Korea

2025.5 Group Exhibition at ALL AGES in Shibuya

2025.6 Group Exhibition at ALL Ages in Shibuya

2025.6 Live painting at Satanic Carnival

 


会場:THE blank GALLERY  アクセス access

東京都渋谷区神宮前3216 大崎ビル3F

3-21-6-3F Osaki bldg. Jingumae, Shibuya, Tokyo

HP: http://www.the-blank-gallery.com/

 

Instagram: https://www.instagram.com/the_blank_gallery.tokyo

Twitter: https://twitter.com/the_____gallery

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半袖 個展 : “tweeter”

 

半袖 個展

hansode solo exhibition

tweeter”

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

半袖”という謎めいた作家名、あるいはハンドルネームで、主にTwitter(現X)で謎に存在感を放つ半袖氏。際どいツイートで度々バズったり炎上したり、物議を醸すTシャツを作ったりで悪目立ちしがちですが、氏が描く絵もまた際どく、イラストとも絵画ともつかない、上手いのか下手なのかヘタウマなのかも判断が難しい作風を持ち味としています。

今年8月に某所にて開催した自身初個展は、諸事情で2日間で打ち切り(観れなかったファンが続出)という逸話を引っ提げ、本展にてリベンジに燃える半袖ワールドを是非お楽しみ下さい。

 

 

会期:20251023日(木)-28日(火)

 

営業時間 12:001900

初日  (23日) 17時オープン

最終日(28日) 17時まで

 

Tamawo 個展 「TOO MUCH OF EVERYTHING」と同時開催となります。併せてお楽しみ下さい。

http://the-blank-gallery.com/blog/?p=6459

 

作家ステートメント

高い声でさえずり続けること

絵を描く、という活動をするようになって六年ほどが経つ。表現方法や画材など、試したことのない「絵でやっていいこと」は自分にとってまだまだ無限にあるように思える。ワクワクするおもちゃでいっぱいの、巨大なお城が眼前にそびえ立っていて、私はまだその入り口にさえ立っていない。

最近、友人が話していた「どんなにアングラにインディペンデントに活動していたとしても、何かを作って展示をしたら、それはその時点ですでに現代美術のスキームに乗っていることになる」という発言がとても印象的だった。正直、全然意味がわからなかったのだが、その意味を知るためにも、ちゃんとした展示をやるべきだと思った。

展示タイトルの “tweeter” は、Twitter(ツイッター/現 X)と似てはいるがまた別の言葉で、インターネットで検索すると「スピーカーシステム中の高音域を担当するユニットのこと」と解説が出てくる。転じて「高い声でピーピーうるさいやつ」というスラング、であったりはしないのだが、「そういう意味もあったらいいな」という願いを込めてタイトルに採用した。ピーチクパーチクと落ち着かずにやかましい様子が想像されて、私らしいと感じた。

すべての表現活動においては、まず作品を作って次に他人に見せる/読ませる/聴かせるという複層的なアウトプットが必要となる。ヘンリー・ダーガーのような特殊な例はあるし、私の好きな写真家、清野賀子はたった二冊の写真集(私家版を除いて)を作った後に40代で亡くなってしまった。だが基本的には、他人の視線を通して作品や営みの質は磨かれていくと思う。そしていま名前を上げた二人以外にも、亡くなってしまう人は多い。というか大体の人は亡くなる、あるいは去っていく。

私は、私自身が生き残るために、いい絵を描けるようになるために、絵を描き続けて展示をしようと思う。高い声でうるさくさえずり続ける。それが今、とりあえず自分のやるべきことと思うからです。

 

展示にあたって〈補足のようなもの〉

今年の八月、初めての個展を自分で企画しました。自宅近くの貸しギャラリーで気ままに、自由勝手にという種類の催しでしたが、当人がコロナに感染したため、会期二日目までで中止せざるを得ませんでした。日頃の行いがこういう場面でものを言うのか……と悔しい思いを抱えていたところ、THE blank GALLERY でリベンジ展示が出来ることになったというのが本展開催の経緯です。時期的な問題等で実現はしなかったものの、他にもお声がけをいただいたギャラリーがありました。あらためて周囲の皆さまの暖かなお心遣いに感謝します。

半袖

 

 

半袖 hansode

https://x.com/hansodet

https://www.instagram.com/hansodenoe/

 

展示歴

2019年 @高円寺Pocke / Promnerd / Louiszonaとの二人展

2020年 @PARK GALLERY / TARP vol.1 / グループZINEの原画展

2021年 @PARK GALLERY / TARP vol.2 “STORYLINES” / グループ展

2022年 @PARK GALLERY / TARP vol.3 “PORTRAIT / 肖像” / グループ展

2023年 @PARK GALLERY / PARCHIVE / グループ展

2023年 @THE blank GALLERY / TEE-TEN 2023 / グループ展

2023年 @THE blank GALLERY / Summer Group Show 2023 / グループ展

2024年 @亀戸アートセンター / TARP vol.4 “CITY/街” / グループ展

2024年 @THE blank GALLERY / TEE-TEN 2024 / グループ展

2025年 @はやとちりギャラリー / Houselights / 個展

 


会場:THE blank GALLERY  アクセス access

東京都渋谷区神宮前3216 大崎ビル3F

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ノゾミ 個展 : 見てみぬふりをする

ノゾミ 個展 Nozomi solo exhibition

見てみぬふりをする

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

作家4度目の個展となる「見てみぬふりをする」では、他人の視線によって影響を受けやすく移ろいやすい自分の心情をテーマにしています。制作では、不完全な構成をあえて取り入れることで、感情の揺らぎや変化を作品に反映させます。
また、太宰治『美少女』の一節「きたない貝殻に附着し、そのどすぐろい貝殻に守られている一粒の真珠」に着想を得て、外側の醜さと内面の純粋さという対比を作品の表現に取り入れています。

 

 

会期:20251017日(金)-20日(月)

Oct. 17-20

営業時間 12:301900

 

相沢僚一×高橋ヨシ 二人展と同時開催となります。併せてお楽しみ下さい。

http://the-blank-gallery.com/blog/?p=6433

 

作家ステートメント

現代の美術では、明確なモチーフがあることが多い。例えば、「キャラクター」という偶像、自然、生き物といったものが挙げられ、消費されやすい表層として扱われる。今回の個展では、「キャラクター」を用いられているが、単なるモチーフとして利用するだけではなく下地の重層的な浸透表現によって、近年の平面的な作品との差別化を目指す。
私たちは日々、「見てみぬふり」をしながら生きている。例えば、別れた恋人の香水に想いを馳せるといった事象があるように痛い、焦燥感といった連想をしやすく、記憶の残滓として認識しやすい。現代に生きる私たちは恥ずかしい、恐ろしいといった感情は記憶に残りやすい。それらの薄暗い感情を記憶にインプットさせるにはキャラクターを用いることであるが、衝撃といった一種のショックによることでイメージづける。筆者は、社会人として生活をおくっているが、まだ安定とはいえず不安定を狭間に揺れている。破滅への衝動に突き動かされながら、過去の作家たちを乗り越え、現代美術という歴史の通過点に立っている。内情から生まれる「キャラクター」を描き続けていたい。

 

 

 

ノゾミ Nozomi

2023年女子美術大学洋画専攻卒業

https://www.instagram.com/mii_oilacryl/

https://x.com/mi_oilacrylart

 

個展
2025

「見てみぬふりをする」 @The blank Gallery
2024

「ひとやすみ」 @バズチカ上野
「うにゃ〜 〜少女、救済失敗〜」 @スペースくらげ
2023

「めるてぃじれんま〜わたしの幻葬〜」 @スペースくらげ
 

グループ展
2025

「めんたるへるす展」 @Room_412
Swimmy@アトリエ三月(大阪)
「美術紫水アンデパンダン《KAFKA》」 @美術紫水
「きみの副流煙に恋をする。」 @新宿眼科画廊
 

イベント出展

11月 デザインフェスタvol.62(ライブペイント)
5
月 愛と狂気のマーケット@ラフォーレ原宿
 



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相沢僚一『Escape from landscape』 × 高橋ヨシ『暗黒の使者たち』

 

EXHIBITION MATCH

相沢僚一 『Escape from landscape× 高橋ヨシ 『暗黒の使者たち』

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

あるいは、化物たちの居場所について。”

 

1)はじめに

こんにちは。相沢僚一です。

本展は、相沢と高橋の共通の趣味であるカードゲームを出発点に、カードゲームをかたちづくる「トークン」や「キャラクター」といった存在をモチーフに制作された作品を中心に構成された二人展となっています。

今日、いわゆる「キャラクター絵画」に登場するキャラクターたちの多くは日常系の美少女キャラクターのような表象のものが多く見受けられますが、今回の展示ではカードゲームのイラストに登場するような、非日常的で、人型のクリーチャーに寄ったキャラクターをモチーフにした絵画が多く登場します。

カードゲームにおけるイラストとは、勝敗を左右する道具でありながら、種族や属性、物語を喚起する強い視覚言語を備えていおり、それらはプレイヤーに戦略を促す記号であると同時に、絵画的想像力を揺さぶる独自のイメージ体系でもあると考えています。

カードゲームのイラストが持つ独特の魅力を通すことで、キャラクターや絵画、美術が今できうることについてを考えることを試みています。

 

2)展示タイトルが二つある理由

本展の展示タイトルは二つあり、それぞれ相沢僚一と高橋ヨシが持ち寄った文章を展示タイトルとして掲げています。

カードゲームでしばしばある「2種類の拡張パックを同日に発売する」という慣習に倣って相沢と高橋でそれぞれ一つずつ展示タイトルを持ち寄った構成になっています。

つまり二つの個展があるわけではなく、一つの展示に対して展示タイトルが二つある、ということです。

それぞれの展示タイトルが何を意味しているのかは、展示に向けた各作家のステートメントで明らかとなるでしょう。
(つまり、まだできていない…ということです!)

 

3)展示について

本展では、カードゲームのイラストや要素から参照したキャラクターの営み、動きや、ゲームの対戦を通じて発生する独自の言語体系やプレイヤー間のコミュニケーションを基に作られた絵画や立体作品を通じて、改めて美術の上に立つキャラクターや絵がもつ発展性についてを探る展示となっております。

相沢と高橋それぞれの作品=お互いの拡張パックから剥き出たそれらによって、展示会場をフィールドに見立てた対戦や、二人の作品を組み合わせて構成された作品のデッキのようにもなっています。

また、絵画や立体のみならず、カードゲームでよく使われるサイズの紙に描かれたドローイングをカードショップのデュエルスペースかのように卓上に散りばめたインスタレーションもあり、手のひら大の絵をカードゲームの盤面のように並べることで通常の絵画鑑賞とは違った鑑賞体験が起こると思います。

卓上のドローイングカードは実際に手に取ったり動かしたりすることができます。ぜひご自身の手でオリジナルの配置やコンボを考えてみてください。

対戦よろしくお願いします。

 

 

 

会期:20251017日(金)-20日(月)

Oct. 17-20

 

営業時間 12:301900

 

ノゾミ 個展 「見てみぬふりをする」と同時開催となります。併せてお楽しみ下さい。

http://the-blank-gallery.com/blog/?p=6442

 

相沢僚一 Ryoichi Aizawa

1992 東京に生まれる。

2015 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻 卒業

美術作家。

 

主に絵を描きつつ技法にとらわれない表現に向け制作している。現在、「モノは全て永遠には残らない」という自らの考えを基に植物に絵具を垂らしたり、死んだ飼い犬を象った陶芸作品などを制作している。

ポケモンカードではイバラドラパルトデッキを使っている。

 

SNS情報
Linktree: https://linktr.ee/Ry.01_A

 

【展示歴】

主な個展

2022 「ピリオドのPHANTOM(LIGHTHOUSE GALLERY/東京)

2021 Plan to annihilation」(新宿眼科画廊/ 東京)

2020 「ゲームしかしてない」(仮面屋おもて / 東京)

2019 MILD EXTINCTION」(新宿眼科画廊 / 東京)

2018 AFTER LIFE」(ルミエールセンター / 愛知)

2017 「作品はネバーデッド」(麻布BOOK&GALLERY / 東京)

グループ展 参加多数

 

企画

2025 『灼熱!ドローインゴの会』(aL Base/東京)

2024 『静かに息づく本棚のWhisper。』(コ本や/東京)

2023 「棒と仮面 」(仮面屋おもて/ 東京)

2023 「「狗」犬展・狗楽園コラボ展 」(新宿眼科画廊 / 東京)

2016 BARRACKOUT」(旧松田邸 / 東京)

 

受賞歴

2014

10回世界絵画大賞 協賛社賞 受賞

 

レジデンス

津島アートスケープ しゃがみ弱パンチ美術館(ルミエールセンター 愛知)

 

作品取扱

海野貴彦商店NANZO(東京)

 

高橋ヨシ Yoshi Takahashi

 

2020 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業

絵画制作を主にしている作家

https://www.instagram.com/communicationability

 

私は救いたいとか寄り添いたいと思った人に手を差し伸べられるほど強くもないし責任が負えない、私は弱い。

けど私ではなく私が描いた絵画はどうだろうか、絵画は人じゃないし生きてない、喋らないし体温もないし血も流れてない。けれど色があるし筆致も構図もモチーフも祈りもこめられている。

それを見た人は色から、モチーフから、描かれているキャラクターからなにか受けとったり感じたりすることがあるかもしれない、それが明日を次の1秒を生きることに繋がることもあるかもしれない、ということを考えながら制作している。

マジックザギャザリングでは青白スピリットデッキを使っている。

 

【展示歴】

・個展

2024「寛解と戻らぬものたちの詩」gallery TOWED(東京)

2023 picnicPARK8(東京)

2023 「明日かえるたまご」根津カレーラッキー(東京)

2022 「きみにあげる」スペースくらげ(神奈川)

2021 「僕たちは天使だった」スペースくらげ(神奈川)

2021 anytime カチ鳴らすおれの音頭」新宿眼科画廊(東京)

2019 「君と僕とおねーさんと。」陳陳(東京)

2018 「飼いチワワの胃の中、ベンガルトラ。」高円寺グッドマン(東京)

グループ展 参加多数

 

受賞歴

2023 FACE 2023」入選(SOMPO 美術館/東京)

2022 CHANGTING GALLERY EXHIBITION 2021」入選(長亭ギャラリー/東京)

2017 「アジア創造美術展 2017」奨励賞 (国立新美術館/東京)

 


会場:THE blank GALLERY  アクセス access

東京都渋谷区神宮前3216 大崎ビル3F

3-21-6-3F Osaki bldg. Jingumae, Shibuya, Tokyo

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角田笑香 個展 : Double Draw

角田笑香 個展 Emika Tsunoda Solo Exhibition

Double Draw

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

2001年生まれ、武蔵野美術大学 修士課程 美術専攻油絵コースに在籍する角田笑香は、力強く大胆な構図と筆致を持ち味とした画家です。暗然とした空気感にビビッドな色使いが特徴的な作品の多くは、主に人物モチーフに描かれていますが、所謂「人物画」の枠には留まらず、断片的な人体の部位や像を画面構成のピースとして組み込む事で、単なる3次元空間の再現から脱却し、絵画そのものを自立した存在として成立させます。画面においては重力や遠近の整合性は破綻し、立ち上がる風景と同化する人体からは、ときに作者の意図にも反した強い物語性が、静寂に鳴り響く不協和音の様に語りかけてきます。

当ギャラリー初個展となる本展では未発表の新作を中心に、2025年に制作された作品群を展示予定です。来春に大学院の卒業を控え、作家として成熟が見えながらも変化の過渡期にある角田笑香の現在を、是非ご覧下さい。

 

会期:2025104日(土)-13日(月・祝)

October 4 – 13

 

 

営業時間

平日  weekdays 13:00-19:00

土日祝 weekends 12:00-19:00

最終日は18時まで

The last day until 6pm

 

休廊日:8日(水) Closed on Wed 8

 

 

作家ステートメン

トレーディングカードゲームをプレイすることと絵画を作ることは似ている。

無数のカードの中から40枚を選び抜いてデッキを組むことは、スケッチやイメージからエスキースを生み出すことと同じで、モンスターカードで攻撃をしかけることは画面に強い色を乗せる感覚と似ている。

自分のデッキに入っているのは全て自分のカードで、自分が知っているカードしか引くことはないのに、ドローの瞬間はいつも緊張感があること、レアカードを引いたとしても使いどころを間違えれば対して役にたたないこと、数合わせでデッキに組み込んでいたマジックカードがときに盤面を大きく変えること。思い通りになりきらないことはゲームの面白さであると同時に絵画の可能性である。

新たなカードを入手し、デッキを組みかえ、ときには新たなルールを追加することで絵画というフィールドで新たなプレイングを模索し続ける。

絵画の運命を動かすため、今日もデッキからドローする。

 

 

角田笑香 Emika Tsunoda

https://www.instagram.com/tsunoda_emika/

 

2001年 福島県生まれ

2024年 武蔵野美術大学 油絵学科油絵専攻 卒業

2025年 武蔵野美術大学 造形研究科修士課程美術専攻油絵コース 在籍

神山財団芸術支援プログラム第11期生

 

主な展示

個展

a holebiscuit gallery, 東京

 

グループ展

2025

grid4biscuit gallery, 東京

Face –表情から読み解くGallery Dalston, 東京

 

2024

grid3biscuit gallery,東京

HALO(Portrait)myheirloom, 東京

Intersection2」 銀座蔦屋書店GINZA ATRIUM, 東京

Dalston group exhibition -part8-Gallery Dalston, 東京

 

2023

Raising Piggy with ketchupRoom_412, 東京

cult of personalityKATSUYA SUSUKI GALLERY, 東京

 

2022

EPIC PAINTERS Vol.10 -PORTRAITS-THE blank GALLERY, 東京

Picky NickyGALLERY33SOUTH, 東京

Somewhere in betweenTHE blank GALLERY, 東京

 


会場:THE blank GALLERY  アクセス access

東京都渋谷区神宮前3216 大崎ビル3F

3-21-6-3F Osaki bldg. Jingumae, Shibuya, Tokyo

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作品お問い合わせ:sales@the-blank-gallery.com

 

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福留春菜 個展 : 「 アルゴリズムと水 」

 

福留春菜 個展

Haruna Fukudome Solo Exhibition

「 アルゴリズムと水 」

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

1995年生まれ、鹿児島大学教育学研究科を卒業した福留春菜は、現在は群馬県高崎市を拠点とする陶芸作家です。陶でありながら絵画性を備えた作品群は、「日常(工芸品)」と「非日常(美術品)」の両面が絶妙な違和感を持って共存し、一見すると牧歌的な絵柄や色彩、無骨な佇まいをしながらも、相反して現代社会への皮肉や風刺的な姿勢が見え隠れしています。

SNS上に流れる「他者のキラキラした日常(に対する嫌悪)」や、いつかカメラに収めたもののやがて消去される「些細な出来事」、自身の記憶に残る「曖昧な風景」などを、陶に焼き付け「記録」する事で、物理的に不可変なものへと昇華させます。「日常を飾る事」の滑稽さや脆さ、「映(ば)えない生活」の尊さや堅さを、陶というメディアを通して伝達する福留春菜の、温かくもシニカルな世界観をぜひお楽しみ下さい。

本展は、2024年の大阪ディファレント京町堀アートフェア「THE blank GALLERY佐藤審査員賞」の副賞として開催致します。

https://you-are-different.com

 

 

会期:2025918日(木)-28日(日)

September 18 – 28

20日(土)18:0020:00 ささやかなレセプション

 

営業時間

平日  weekdays 13:00-19:00

土日祝 weekends 12:00-19:00

最終日は18時まで

The last day closes at 6pm

 

休廊日:24日(水) Closed on Wed 24

 

佐藤遥加 個展 「スープと肉の恋人」 と同時開催となります。併せてお楽しみ下さい。

http://the-blank-gallery.com/blog/?p=6411

 

作家ステートメント

いつだって時間は水のように絶えず流れる

記録、それは時間の流れに抗うように私の後ろ髪をぐいっと引っ張る

背中をたたく。振り向きたくなる。いつだって帰らせようとする

写真のフォルダから流れてくる1年前の今日というアルバム

顔認証でまとめられた人たち なつかしい声 遠い港町

わたしは水になって進む 海のみえないこの場所で。

 

 

福留春菜 Haruna Fukudome

https://www.instagram.com/unuhunu/

1995年鹿児島県生まれ。

2020年鹿児島大学教育学研究科芸術・スポーツ系学修コース工芸領域修了。

陶芸における「焼き付ける」という行為を表現の主軸にしており、現代の記録媒体とヒトの刹那的な感情の対比をテーマに制作している。

 

受賞歴

SICF25 EXHIBITION部門」デイリーアート賞(2024

different京町堀アートフェア」佐藤由基孝賞(2024

 

・主な展示歴

グループ展「SPIRAL Creators File – とけてかたまる記憶 」(2025/spiral garden/福岡)

個展「駅前 ごはん おすすめ」(2025/stoned gallery/群馬)

グループ展「SICF25 受賞者展」(2025 / スパイラル / 東京)

個展「おいつけない星」(2024 / River coffee&gallery / 東京)

グループ展「土と拡張する3人展」(2024/zenzai marginal gallery / 鹿児島)

 


 

会場:THE blank GALLERY  アクセス access

東京都渋谷区神宮前3216 大崎ビル3F

3-21-6-3F Osaki bldg. Jingumae, Shibuya, Tokyo

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佐藤遥加 個展 : スープと肉の恋人

 

佐藤遥加 個展

Haruka Sato Solo Exhibition

スープと肉の恋人

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

1998年生まれ、2023年に女子美術大学 大学院を卒業した佐藤遥加は、日常の中で出会う情景を、印象的な筆致と色彩で描く画家です。画面に現れるのは、必ずしも美しく魅力的な花や絶景に限らず、ありふれた風景の片隅の、多くは見落としてしまいがちの些細な「もの」や「こと」ですが、素朴な日常に宿る尊さを掬い取る作家の、温かく切実な視点が感じられます。

当ギャラリーでは初個展となる本展では、作者の気の赴くままに捉えた日々の断片や、記憶に残るあやふやな景色など、気負うことなく自然体で描かれた近作約15点を発表します。

 

 

会期:2025918日(木)-28日(日)

September 18 – 28

20日(土)18:0020:00 ささやかなレセプション

 

営業時間

平日  weekdays 13:00-19:00

土日祝 weekends 12:00-19:00

最終日は18時まで

The last day closes at 6pm

 

休廊日:24日(水)

Closed on Wed 24

 

福留春菜 個展 「アルゴリズムと水」 と同時開催となります。併せてお楽しみ下さい。

http://the-blank-gallery.com/blog/?p=6418

 

 

作家ステートメント

すれちがった日向でも足元の砂利でも、
知らない住宅街の仰々しい柵とか、そこら辺の雑草とか。
どちらにせよ、抱えておけないので描いている気がする。
本当は普通にそこらへんの花を描いてみたい。
でも全然ゆっくり見たことない。
桜もツツジも朝顔もパーっと横切ってしまう。
わたしがずっと見ているものは、信号待ち人型LEDのぶつぶつとか、水を飲み干したあとコップの結露とか、窓の格子にうつる影の柄とか。鏡越しに自分の顔を覗いていたはずなのに水垢ばかり目で追っている、抜くはずだった眉毛そのまま。
ああこれだ、と確実に出くわしているのだけれど、みんな簡単にこぼれ落ちてしまう。わたしはあんまり立ち止まれない。

昨日みた夢とか好きな映画のあらすじとか、誰かすぐそばの人にバーッと話しちゃう、つい、くだらないこと。これを無言で、ひとりで済ませることなんじゃないかと思う最近は。
ひとりだと間違いに気づかないけれど、絵の前では本当のことなんてどうでもよくなる。もう何年も窓の格子が好きで描いてるくせに必ず破綻する。鳥なのか飛行機なのかわからなくなることもある。でも放っておく。景色が目の前にあるのはたしかだし。楽しい。

 

 

佐藤遥加 Haruka Sato

https://www.instagram.com/louzoso

https://sthrnojouhou.tumblr.com

 

1998年東京都生まれ 神奈川県在住
2023
年 女子美術大学大学院 美術研究科 美術専攻 博士前期課程 洋画 修了

 

主な展示歴

個展

2025 「君に会いに行く」 KATSUYA SUSUKI GALLERY(東京)

2020 「花から茎」 River Coffe & Gallery(東京)

 

グループ展

2024

純喫茶日和」 フリュウ・ギャラリー(東京)

「ひとりひとりについて Vol.2 River Coffe & Gallery(東京)

2023

VIEWS and FACES Vol.3THE blank GALLERY(東京)

Ballet meets Arts vol.2KATSUYA SUSUKI GALLERY(東京)

ひとりひとりについて喫茶曲がり(岡山)

2023長亭GALLERY長亭ギャラリー(東京)

東京五美術大学 連合卒業・修了展国立新美術館(東京)

2022

アタシの明日– JOSHIBISION東京都美術館

Escape / LandscapeKATSUYA SUSUKI GALLERY(東京)

2021

窓と外artgallery opaltimes(大阪)

東京五美術大学 連合卒業・修了展国立新美術館(東京)

PAPER WORKS 2021THE blank GALLERY(東京)

2019

EPIC PAINTERS Vol.6THE blank GALLERY(東京)

2018

ユ、六萠・佐藤遥加 二人展デザインフェスタギャラリー(東京)

Garden新宿眼科画廊(東京)

 

〈入選・受賞歴〉
2023
女子美術大学
・大学美術館奨励賞
・福沢一郎賞
長亭GALLERY展 入選
2022
57回神奈川県美術展 入選
2021
女子美術大学
・東京理科大 学長賞
・佐藤志津・小川秀興賞

 


会場:THE blank GALLERY アクセス access

東京都渋谷区神宮前3216 大崎ビル3F

3-21-6-3F Osaki bldg. Jingumae, Shibuya, Tokyo

HP: http://www.the-blank-gallery.com/

 

Instagram: https://www.instagram.com/the_blank_gallery.tokyo

Twitter: https://twitter.com/the_____gallery

Facebook: https://www.facebook.com/THEblankGALLERY.Tokyo

Group Exhibition : N/A 該当無

Group Exhibition : NA 該当無

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

六つの視線がひとつの場に重なり、

キャラクターは理想と現実の間で揺らめく。

その姿は再構成され、記号のように、象徴のように響き合い、

別々の表現が溶け合うことで、

ここに新たな風景が静かに立ち現れる。

 

本展は「キャラクター絵画」をテーマとし、それぞれの作家が思い描く “キャラクターの絵画” を自由な解釈で表現いたします。 女子美術大学 洋画専攻3年の6作家によるキャラクター絵画の現在地を、是非ご覧下さい。

 

会期:2025910日(水)-15日(月・祝

 

営業時間 12:00-19:00

初日14時オープン

最終日17時クローズ

 

小嵐恵実

https://www.instagram.com/koaraee

 

立花 晶

https://www.instagram.com/kororo3353

 

内藤涼菜

https://www.instagram.com/mukatou_ocha

 

名取美緒里

https://www.instagram.com/nnnnnnnnnnnnnnntr

 

平井ももこ

https://www.instagram.com/puripuripunin

 

空き

https://x.com/5UKI_xx

 


会場:THE blank GALLERY  アクセス access

東京都渋谷区神宮前3216 大崎ビル3F

3-21-6-3F Osaki bldg. Jingumae, Shibuya, Tokyo

HP: http://www.the-blank-gallery.com/

 

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瀬尾椋生 個展 : ROOM

 

瀬尾椋生 個展 Ryosei Senoo Solo Exhibition

ROOM

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

京都芸術大学 情報デザイン学科卒業の瀬尾椋生は、デジタルツールを介したキャラクター表現を軸に作品を展開する作家です。幼少期から親しんだカードゲーム等から強い影響を受け、様々な素材やプロセスで多くのキャラクター達を具現化させて来ました。

当ギャラリー初個展となる本展では、近年展開しているノスタルジックな趣の「メモリー・ダイナソー」シリーズからなる平面、および立体作品を発表します。それらは想像から生まれるのみでなく、作者の周りに実在する物や風景、記憶から構築されており、作者の分身であると同時に、誰の周りにでも潜んでいるかの様な親しみを感じます。「ROOM」と題された空間で、日常と密接した「メモリー・ダイナソー」達との邂逅を是非お楽しみ下さい。

 

 

会期:2025828日(木)-97日(日)

August 28 – September 7

 

営業時間

平日 weekdays 13:00-19:00

土日 weekends 12:00-19:00

最終日は18時まで Last day until 6pm

 

休廊日:93日(水)

Closed: Sept. 3 (wed)

 

byN 個展 「HAPPY DEATH –しあわせな死」 と同時開催となります。併せてお楽しみ下さい。

http://the-blank-gallery.com/blog/?p=6390

 

作家ステートメント

今回の個展では、昨年から制作を続けている

オリジナルキャラクター「メモリー・ダイナソー」を展開した新作を展示します。
「メモリー・ダイナソー」は、恐竜の図鑑やカードゲームなどの

自身のアナログな記憶と、現代的なデジタル表現を融合させることで生まれました。

「過去の出来事を大切にしながら、今の自分を更新していく」という

前向きな思いが込められています。

過去と現在をつなぎ、新たな表現を目指すというコンセプトは、

キャラクターのお腹に描かれた模様の制作プロセスにも表れています。

日常の中で撮影した記録写真をもとに、デジタル上で引き伸ばし、歪め、

色を変えるなど様々な加工を施すことで、偶然生まれた形を模様として取り入れています。

この模様こそが、作品の核となっています。


会場では、石粉粘土で制作した立体作品やアクリル絵具による絵画作品を展示するほか、

これまで描いてきた200点以上の絵画をコラージュし、

「メモリー・ダイナソー」と融合させたアートブックも販売します。

 

瀬尾椋生 Ryosei Senoo

https://www.instagram.com/senoo_ry/

 

1996年岡山県生まれ。京都芸術大学 情報デザイン学科卒。

オリジナルキャラクター「メモリー・ダイナソー」を制作しています。

主に展示を中心に、クライアントワークなどで活動中です。

 

主な展示歴

個展

MEMORY DINOSAURCENTER(東京&香川 / 2025

DRINKGALLERY KTO(東京 / 2024

Memory Mythology」(ART FAIR TOKYO 2023)東京国際フォーラム(東京 / 2023

memory noisebluesdress(東京/ 2022

MIX UP!Alternative Space yuge(京都 / 2021

OF FRAGMENT」喫茶マカボイ(東京 / 2020

アートフェア

ART FAIR TOKYO 2023」 東京国際フォーラム(Solo / 2023

ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023」 福岡マリンメッセ(Group / 2023

ART FAIR ASIA FUKUOKA 2022」 ホテルオークラ福岡(Group / 2022

グループ展

PINK 2CENTER(東京 / 2025

YOU WANT SOME Vol.9MONKEY GALLERY & CAFE(東京 / 2024

WATOWA ART AWARD 2022 EXHIBITIONWATOWA GALLERY(東京 / 2022

10 YEARS UNPLANNEDTHE blank GALLERY(東京 / 2022

SELECT PLAYERSTHE blank GALLERY(東京 / 2022

YY-U25 vol.2ygion(京都 / 2021

Life that keeps painting』富国生命ビル(東京 / 2021

UNKNOWN ASIA 2021」グランフロント大阪(大阪 / 2021

HILLS ZINE MARKET2021 ART&ZINE」六本木ヒルズA/Dギャラリー(東京 / 2021

「アートとTシャツと私」haku kyoto(京都 / 2021

FOG AREAexcube(大阪 / 2021

BE AT STUDIO HARAJUKU」ラフォーレ原宿(東京 / 2021

EVOcocoto(京都 / 2021

PAPER WORKS 2021THE blank GALLERY(東京 / 2021

Serendipity」有楽町OIOI(東京 / 2021

SOY SAUCE FEST2020@THE blank GALLERY(東京 / 2020

受賞歴

UNKNOWN ASIA 2021」渡邊賢太郎賞、平丸陽子賞、夏目健太郎賞(2021

WATOWA ART AWARD 2022」ファイナリスト選出(2022

 


会場:THE blank GALLERY  アクセス access

東京都渋谷区神宮前3216 大崎ビル3F

3-21-6-3F Osaki bldg. Jingumae, Shibuya, Tokyo

HP: http://www.the-blank-gallery.com/

 

Instagram: https://www.instagram.com/the_blank_gallery.tokyo

Twitter: https://twitter.com/the_____gallery

Facebook: https://www.facebook.com/THEblankGALLERY.Tokyo

byN Solo Exhibition : HAPPY DEATH -しあわせな死-

 

byN Solo Exhibition

HAPPY DEATH –しあわせな死

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

多摩美術大学 グラフィックデザイン学科卒業のbyN(バイエヌ)は、この季節におなじみの、「G」で伝わるあの生物をモチーフに作品を展開しています。まるで「人類共通の敵」かの如く扱いを受けるG達を、あえてポップな「こきぷり」なるキャラクターに置き換え、その日常をコミカルに描く事で、彼らには彼らの社会と処世術を持ってこの世界に生きている事に気づかされます。同時に、特定の種に対して問答無用で殺意を向ける人間のエゴや、視点や立場によって簡単に置き換わる善悪など、人間社会が有する倫理観や道徳心に対しての疑問を鋭く投げかけます。

当ギャラリー初個展となる本展では、常に殺意を向けられる側の立場にありながら逞しく生きる「こきぷり」の視点から、身近でリアルな「死」について考える事で、作者が抱く死生観や幸福論、最後に迎え得る「しあわせな死」そして「生き方」とは何かを問いかけます。

 

会期:2025828日(木)-97日(日)

August 28 – September 7

 

営業時間

平日 weekdays 13:00-19:00

土日 weekends 12:00-19:00

最終日は18時まで Last day until 6pm

 

休廊日:93日(水)

Closed: Sept. 3 (wed)

 

瀬尾椋生 個展 「ROOM」 と同時開催となります。併せてお楽しみ下さい。

http://the-blank-gallery.com/blog/?p=6396

 

作家ステートメント

最近、「死」について考えることが増えました。
今の日本には、漠然とした不安や、どうしようもない閉塞感が漂っているように感じます。

それなりに楽しく過ごしてるし、お金にめちゃくちゃ困っているわけでもない。周りの人にも恵まれている。
客観的に見れば、たぶん、「しあわせな」方の人間だと思います。

けど、心のどこかで、いつも「早く“楽に”なりたい」と願っている自分がいます。
この感覚は、自分がおかしいのか?それとも、世界がおかしいのか?

今の世の中で迎えられる「しあわせな死」ってなんだろう。

今回の展示では、そんなテーマについて考えた、ほぼ全ての新作をご用意しました。
相変わらずあのキャラクターもいますが、今までより社会や自身について深ぼっています。
作品もアップデートされているので、ぜひ遊びに来てくれたら嬉しいです。
そしてこのテーマについて、どう思うか考えてみてほしいです。

 

byN(バイエヌ)

https://artwork-byn.com/

https://www.instagram.com/artwork_byn/

 
日本在住のアーティスト。
大学在学中より、世界中で忌み嫌われがちな「ゴキブリ」をあえて愛らしいキャラクターとして描く一コマ漫画を手がける。東京の美術大学を卒業後、約5年間広告業界でデザイナーとして経験を積み、独立。現在は本格的な絵画制作を中心に活動。

モノクロームを基調としたコミック風の作品は、一見ポップな印象を持つが、絵具の質感や皮肉を帯びたキャラクターの言葉を通して、現代社会に潜む不安や、日常の中の小さな幸福をすくい上げる。

 

・展示歴

2025.1 グループ展“Day/Night” / ONESGALLERY / Boston

2024.5 グループ展“DAWN of the MANGASMO” / THE blank GALLERY

2024.3 “The finders 2024” / july tree tokyo

2023.12 個展”IN THE HOUSE.” / SE gallery, Tokyo

2023.10 “The finders 2023” / Artist cafe Fukuoka

2023.8 グループ展“Summer Group Show 2023” / THE blank GALLERY

2023.4 “GEISAI#22” / 東京ビッグサイト

 

・受賞歴

2023.9 ”UNKNOWN ASIA 2023”審査員賞・レビュアー賞多数 / グランフロント大阪

2023.5 “IAG AWARDS 2023”ターナー賞受賞 / 東京芸術劇場
2018.3
 “多摩美術大学グラフィックデザイン学科2018年卒業制作展”優秀作品選抜

 


会場:THE blank GALLERY  アクセス access

東京都渋谷区神宮前3216 大崎ビル3F

3-21-6-3F Osaki bldg. Jingumae, Shibuya, Tokyo

HP: http://www.the-blank-gallery.com/

 

Instagram: https://www.instagram.com/the_blank_gallery.tokyo

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