mole^3 Solo Exhibition : meta-landscapes 分解と回帰の風景

@ THE blank GALLERY, Tokyo

 

筑波大学芸術専門学群出身mole^3 (mole cubed / もるのさんじょう) は、作家としてのキャリアを木版画からスタートし、以後は版画を軸としながらもデジタル分野での表現やコンセプトの融合/横断を試みながら、多岐に渡る作品を発表しています。

本展では、版画を出発点とした映像作品などを発表します。

 

会期:2025320日(木・祝)-25日(火)

Mar. 20 – 25

 

営業時間

平日  weekdays 13:0019:00

土日祝 weekends 12:0019:00

最終日は18時まで Last day until 6pm

 

ステートメント

本展示は、画像のピクセルを分解し再構築することで、新たな形や風景、視点を生み出す試みです。
版画家である作者が、多色摺木版画の制作過程――「版の色分解」「重ね摺り」「紙を丸める」といった身体的行為――をコードに組み込み、抽象的な「版画の立体化」を試みる実験から始まりました。この過程を通じて、それがまるで人間や世界の営みを象徴しているように感じるようになりました。ピクセルは細胞のようであり、同時に世界を構成する一人ひとりの人間のようにも見えます。こうして、ミクロとマクロの世界を行き来する感覚が生まれました。
そして、この制作で得た視点やプロセスを、再び版画という形に落とし込み、新たな表現へとつなげていきたいと考えています。

 

   

Photo: Ryuichi Maruo
Photo courtesy Civic Creative Base Tokyo [CCBT]

 

mole^3 (mole cubed / もるのさんじょう)

オープンデータ、画像、音、ジェネラティブアート、そして木版画を用いて作品を制作する版画家およびビジュアルアーティスト。彼女は、コーディングを版画の一形態と捉え、スクリーン上の出力を物理的な版画と同義とみなしている。このように、彼女はその作品で版画制作に対する理解の拡張を試みている。東京の損保美術館やNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で作品が展示されているほか、山口情報芸術センター[YCAM]との共同制作も行っている。

https://printwithcode.org/
https://linktr.ee/molecubed

 


会場:THE blank GALLERY アクセスaccess

東京都渋谷区神宮前3216 大崎ビル3F

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