kyoko front

 

 

栗田京子 個展

“My Fleeting Home”

@ THE blank GALLERY

 

時とともに移り行く「心情」や「場所」。その時々の自分自身と、他者との関係。思考と感情。それらと向き合い、長年にわたって違和感や不安を抱えて来た栗田は、”homesick”という作品を描きつづける事で、常に「居場所」を探し求めて来ました。ここではない何処かへ帰りたい、しかし、その場所はどこなのか知らない。

前回の個展から一年半、栗田には心情にも環境にも変化がありました。今では、その”homesick”という感覚を愛せるようになったと言います。これからも「居場所」を探し続けていくこと、”homesick”であり続けることを受け入れた、栗田の「いま居る場所」をご高覧ください。

 

My Fleeting Home

 

絶対的な安心感のある、安全な場所。

何の違和感も感じずに、自分が自分であることをゆるされる、柔らかな時間。

 

私にとっての”homesick”という感覚は、そんな安心感への憧れと、現在地との違和感だと思います。

長い間、私にとって”homesick”は、常に居心地の悪いもの、無くなれば楽になれる感覚だと思っていました。

 

しかし、前回の個展”disconnection”(断線)から様々な時間と空間の変化を経て、少しずつ考え方が変わってきました。

 

私はこれまで、”homesick”という感覚を持ちながらも、実際は、その感覚を解消しようと心の中に小さな安心できる場所を見つけてきたようです。

全ての事象は、常に毎瞬変化し続けているので、当然その場所も絶対的に不変のものではありません。

 

時折かなしくなったり、不安を感じたり、或いは自分でも驚くほどあっさりと忘れたりしながら、私はその時々の居場所から、別の場所へと「移住」しています。

しかし、今でも私が住んできた場所たちは全て愛おしく、大切な宝物です。

 

今回の個展”My fleeting home”は、私が過ごした、そんな儚くも愛おしい居場所がテーマです。

これから住む場所からは、どんな景色が見えるのでしょう。

は、”homesick”という感覚を受け入れながら、楽しみにしていようと思っています。

 

2016年2月  栗田京子

HP http://kyoriko.tumblr.com/

会期:2016年2月13日(土)~28日(日)

初日17時よりオープニング

 

営業時間:

平日 13:00-19:00 (木曜 休廊)

土日 12:00-19:00

 

THE blank GALLERY

東京都渋谷区神宮前3-21-6 大崎ビル3F

http://www.the-blank-gallery.com/